神々が願う理想的な結婚とは、歴史的カルマを解消するために互いが背負うカルマが相殺し合い、神性を互いに引き出し合う対極的な関係が望ましいのです。
その意味では歴史清算時におけるツインソウルとは星のお王子様とお姫様との出会いを指しているのではありません。

ツインソウルは、性格的には全く異なる関係ですが、向かう方向は同じ理念を共有し合う関係であるのです。
同じような似た性格では、互いの不足を補い合い、成長進化を育むことは困難であるのです。それゆえにツインソウルとは、お互いに背負っている歴史的カルマを相殺し合い、神性を引き出し合う対極的な出会いが望ましいのです。ですからカルマ清算を意識しないで結び合う恋愛結婚の多くは、カルマを清算するどころか拡大繁殖して行くカップルが多いのです。

表面的な姿だけに憧れての恋愛結婚は、最初は夢心地であるのですが、理想的男性と女性像を互いに求め合い、互いに愛を要求し合う限りは、時間と共にその信頼関係は冷めて行くのであり、いずれは破局に向かうことが多いのです。

結婚の年頃とは年齢や経済力だけが条件ではないのです。
確かに子供を産める年齢に限りはあり、経済力も必要でしょうが、それ以上に大切な結婚の条件とは、親に愛されて成長する受動的な幼年~青年期から、自ら能動的な愛を実践しながら成長する成人期に至るまでに心が成長していることが必要条件となるのであり、更には魔性を超えた神の子として成長していることが理想的条件であるのです。

しかし現実の多くは、親の愛に飢えながら幼年~青年期を過ごす人がほとんどであり、年齢的には大人になっても心は幼いままに、飢え乾いた心を満たしたいがために愛を求め合う結婚が絶えないのです。

このような幼い未熟な結婚により生まれた子供たちは、同様に親の愛に飢えた幼い子供として養育が遅れ、年齢と共にそのストレスが溜ると反抗的な行動に走ってしまうのです。女子は父性の愛に、そして男子は母性の愛に飢えていることの結果であり、歴史的カルマが解消されていない結果であるのです。

人類が魔性を超えて神の子として成長しますと、いずれ誰もが理想的な結婚相手=ツインソウルと出会う本能を持っています。これはお互いの神々が出会いを導くようになるからです。

それではすでに結婚されている家庭は、どのように対処するのでしょうか。

次回に続きます。

感謝合掌