イエスは、神ヤハウェを宇宙創造神としていましたから、旧約聖書の理解の如くにルシエルを堕天使として理解していたはずです。

そのため当時の段階ではルシエルの冤罪は紐解かれてはおりません。
養父母なるルシエルを冤罪の苦悩から解放することは出来てはおらず、ルシエルを養父母とする神の子の道は開きましたが、ヤハウェに繋がる道は閉ざされたままなのです。

霊的救いの道を残されたイエスは、その後2000年にわたり母マリアと共にキリスト教をとおして霊的に月の時代を導いて来られたのです。

そして今の時代は、イエスの後を継いで月の時代を導く恐怖の大王が世界次元で現れるのであり、その後に太陽の時代を創造するアンゴルモアの大王が現れるのです。
今の時代は、恐怖の大王の世界経綸時代の失敗を清算しながら宇宙経綸にて切り替えて行く破壊と創造が同時になされて行く時であるのです。

恐怖の大王による世界経綸は失敗に終わりましたが、次なる宇宙経綸が始まる前に失敗の不足を補い、清算されなかった歴史の課題を超えておかなければ宇宙経綸をスタートすることは出来ないのですね。だから恐怖の大王の世界経綸はその子供(子孫)たちが使命を担い達成する必要があるのです。

恐怖の大王は、2000年前のザカリア、洗礼ヨハネ、イエスの使命を完成させて、月の時代から太陽の時代に繋いでいく役割があるのです。

恐怖の大王の計画は、内的には確かに似て非なるものですが、外的な基盤は、神の計画基盤として活かされる道があります。今は破綻した状態になっていますが、彼らが超えられなかった最後の歴史清算の条件を宇宙経綸の起動までに立てることができれば、世界経綸の外的基盤を動かせるのであり、宇宙経綸に繋げる道が開かれるのですね。